Newton 6月号

 雑誌Newtonを4月から読む始めているんですが、毎月楽しい記事が掲載されています。今月は心理学の授業。認知バイアスについて簡単にまとまっていて、あらためて意識しておこうと思いました。人は認知バイアスから逃れられないことを意識することも大切だなと感じました。
 特に学校が陥りやすい認知バイアスについては意識することでいい方向に進める可能性があるなと感じました。

 日常でよくある「認知バイアス」

正常性バイアス:日常生活でめったに起こらないことに対して今回も起こらないだろうと考えてしまう。東日本大震災で大きな被害を受けた学校では、この正常性バイアスが強く働いてしまい、避難が遅れてしまいました。そういったバイアスを持っているということを自覚しておくことで危機管理に対する意識が変わっていくはずです。

生存者バイアス:戦争で生き残った人の体験談や証言が基準になって広まっていくこと。受験の合格体験記や合格者の勉強法だけが注目されるのも同じバイアスがかかっています。成功した話だけでなく失敗してことからも同じように学ぶことが大切です。

他にも、ハロー効果、バーナム効果やギャンブラー効果、バンドワゴン効果、などといった認知バイアスにについても書かれていて勉強になります。

 コンコンドル効果(サンクコスト効果)

 学校で最も意識しておくべきだなと思った効果がコンコンドル効果です。今まで多くのコストをかけてきたからそのコストが無駄になるのが嫌なので、続けてしまう。いい結果を得られる見込みがないのにも関わらず、コストを投入し続けてしまう。
 スマホゲームで課金をして続けていたものに飽きてきても、今までかけてきたコストを考えてやめられないのもこの効果があてはまります。
 学校は効果があったかどうかを測定することもなく、今まで続けてきたコストをかけてきたという理由で止められないモノ、止めないモノが多々あります。少し違うかもしれませんが、会議や連絡物を紙で印刷するのもコストを考えればやめるべきだと思います。それを紙の方が忘れない、見やすいといった理由でなくすことができていません。

 今までやってきたこと、費やしてきたコストはこれから続けていくかどうかとは関係ありません。コンコンドル効果を意識して学校のこれからを考えるスタンスを持ちたいと思います。
 

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