山本五十六について学ぶ

 最近、山本五十六が新潟県長岡市の出身だということを知りました。山本五十六については海軍大将であったことや、海戦で強かった、名言を残している「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」というイメージを持っていました。ただ政治的イメージはあまり持っていませんでした。
 世界を大局観を持って考えているという印象はありませんでした。

 アメリカ留学での学び

 山本五十六はアメリカに留学経験があります。そこでシェイクスピア作品を研究し、「真・善・美」について研究していたという記録がありました。山口周さんが『NEW TYPE』で書かれている正解を出す力ではなく、意味を自分で作り行動していく力があった人物なんだと思います。
 戦争によって、物事を解決していく方向に進む中、世界平和の道を考え海軍の軍縮を訴え続け最後まで開戦をせずに解決する道を訴え続けた。今のことだけでなく、長期的に考えた時に何が最善なのかを見通す力を持っていた人物なんだと思います。
 山本五十六という人物が政府の中心的な場所にいながらも、止めることが出来なかった戦争。勝つか負けるか、拡大するしか成長はないという考えがいかに強く世界を支配していたのか。
 みんながそう思っているという空気の強さを感じました。戦争するべきだ、排除するべきだ、分断するべきだという空気になる前に、いかに歴史から学び反対することが出来るのか。今を生きる人の使命だと思います。

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山本五十六記念館(外観)中は撮影禁止でした。

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山本五十六記念公園の銅像(記念館の近く)

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山本五十六(記念公園内:生家)

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山本五十六半身像(記念公園内:生家内)