『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ

 名作『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ作品、ずっと気になっていたんですが読めずにいました。最近、kindleセールで安くなっていたので即ポチりました。内容は以下の通りです。
大好きな仲間たちの、知らなかった秘密。 入賞者ツアーのはざまで亜夜とマサルとなぜか塵が二人のピアノ恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。芳ヶ江国際ピアノコンクールの審査員ナサニエルと三枝子の若き日の衝撃的な出会いとその後を描いた「獅子と芍薬」。作曲家・菱沼忠明が課題曲「春と修羅」を作るきっかけとなった忘れ得ぬ一人の教え子の追憶「袈裟と鞦韆」。ジュリアード音楽院に留学したマサルの意外な一面「竪琴と葦笛」。楽器選びに悩むヴィオラ奏者・奏に天啓を伝える「鈴蘭と階段」。ピアノの巨匠ホフマンが幼い塵と初めて出会った永遠のような瞬間「伝説と予感」。全6編。

 クラシックを楽しめる人になりたいというコンプレックス

 昨日に引き続きなんですが、どうにもクラシックを楽しめる人に対して憧れを持ってしまっています。勝手に劣等感を持っています。完全に人と比較してしまっている。クラシックを聴いている人にインテリジェンスを感じるし、自分自身がインテリジェンスを持ちたいと思っているんだと思います。何百年も残っている音楽の素晴らしさを分からない自分が嫌なんだろうなと思います。
 別にクラシックを楽しめないからといって生きていけないわけではありません。それでも本や映画を読んだり観るたびにクラシックに憧れる。実際にNHK交響楽団のクラシックコンサートにも行ったことがあるんですがハマりませんでした・・・
 このコンプレックスから抜け出すには楽しめるようになるしかありません。導入はどんなものがいいんでしょうか?でも、これって読書を始めたい人が最初のおススメを聞くようなもので結局、自分で探すしかないんだろうな・・・
 比較する自分から抜け出せるように、出来ないことを出来ないと受け入れられるようになろう!!

ピアニスト