木下半太さん
 たびたびブログに登場している僕の好きな作家さんの1人。内容はめちゃくちゃ、展開もはちゃめちゃでジェットコースターみたいに登ったり落ちたり凄いスピードで物語が進んでいく小説ばかりの作家さんです。久しぶりに木下さんの作品を2作品、読んでみてやっぱり僕は小説が好きなんだなと思いました。

 小説は娯楽の部分を持っているから発展した
 読書はしたほうがいい、どんな読書法がいいといった記事をネット上で見かけるがどれを読んでもどうにもしっくりこない。なぜなら読書は記録して伝える・思考を促すものと娯楽としての読書があるはずだからだ。『日本書紀』『古事記』と『源氏物語』『枕草子』ではターゲットも読み手の層も違ったはずだ。そもそも読書は貴族にだけ許された特権的なものだった。時代が進み印刷技術の発展に伴い多くの人が読書することが出来るようになってきた。江戸時代に庶民に広まった読書は娯楽としてであって知識教養の部分だけではなかった。楽しいから売れるし商売として成り立つ、商売として成立するから新しい作家がうまれ発展していく。つまり読書は楽しいものだったから、娯楽だから生き残ることが出来たのだ。
 結局、今日のブログは何が言いたいのかというと読書していても偉いわけでもなんでもないけど読書をすることは楽しいよ、そして将来的に僕は下の写真みたいな本棚がある場所を作りたいってことを言いたかっただけです。

本棚