『教師教育学』という本を読んだ。

結構な時間がかかる1冊だった。

スッと体に入ってこない言葉が多くて諦めそうになったが、自分の中で読まなくてはならないという声を絞り出して読み切った。

なぜそこまでして読んだのか。

僕が行った教育実習生への指導に「これで良かったのか?」という気持ちが残っているからである。

教育実習生を担当する前にどうやって指導するかを学んだことはなかったしその後も学んでいないまま過ごしてきた。

今後は初任者の指導をする機会があるかもしれないがそのための指導も学んだことがない。


そのモヤモヤを解決したいと思って読んだ。


モヤモヤを解決できそうなことが多く書いていたなと思うと同時に担当した実習生に申し訳ないと思った。


僕は実習生の授業を自分の経験をもとにアドバイスしていた。

こうしたほうがいいよ、あとは自由に考えてやってみていいよとも言っていた。

なんて無責任だったのだろう。


近い将来、実習生が教師として勤務する姿を考えることなく実習期間を無難に楽しく終わらせること目的にしていた。

実践したことを振り返る方法も感想を言ってもらう、こうしたほうがいいよとアドバイスするようなもので自身の実践を省察し、次につなげていくというものになっていなかった。


実習日誌という大学から与えられていた記録を読み、コメントを書いていたがそこに新しい気づきを促そうという思いはなかった。


「教える→教えられる」という関係のまま実習を終えていた。

ではどうすればいいのか?

実習生の日常の経験をリフレクションし自ら学ぶ力を身に着けることを目指すべきであった。


本にはリフレクションの具体的な方法としてALACTモデルという形が提示されています。

 ① Action  行為
 ② Looking back on the action  行為の問い直し
 ③ Awareness of essential aspects  本質的な諸相への気づき
 ④ Creating alternative methods of action  行為の選択肢の拡大
 ⑤ Trial  試み

さらに振り返りを促す時の8つの質問も提示されています。

この質問の形は大学の授業でも実際に経験したこともありリフレクションとして非常にいいなと思えるものでした。

ALACTモデルや8つの質問に関しては実際に本を読んでもらえたらと思います。

現場に戻ってから役に立つ1冊でした。

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