山口周さんの本はこれで何冊目だろうか。
kindle日替わりセールになっていたのでついつい購入。
外れはないがとりあえず山口さんが言いたいことや考え方はなんとなく分かった。
後はネット上での発信を追っていけばいい気がする。
今回の本は年功序列の時代は終わった。
おっさん=年配ではなくて昔からの考えを捨てきれず押し付けてくる人。
おっさんが増えるのはなぜか?
どんなシステムがおっさんを作り上げ、おっさんの立場を強くしているのか?
長く続くことでシステムは退廃していく。
このへんは『イノベーションのジレンマ』を読んでると凄くよく分かる。
どうしても今いる顧客に対応しそれが良しとされていくと新しいことは生み出せなくなっていく。
そのうちに思考がストップして前例踏襲型のシステムが出来上がり年功序列で出世してしまう。
どうすればいいか。
まず自分の中に「真・善・美」の判断基準を持つ。
前例主義や言われたことをやるでは劣っていくばかりということを自覚する。
意見をしないということは自分もオッサン化していくことと同じである。
本の内容とは変わりますが編集者として有名な箕輪さんが話していた内容が最近、よく分かるようになってきました。
1年に大量の本を出している人やヒットメーカーと呼ばれる人の本の内容はその人が発信している内容の中からテーマという名の串で刺していくという話をされていました。
ホリエモンはネットやいろんな媒体でかなり発信しています。
その中から「多動力」に関するものを集めたり、「料理」に関することを集めていく。
同じ内容でも刺す串によって違う本になる。
堀江さんの冷蔵庫の中にある具材から選んで刺していく。
牛肉・牛肉・牛肉みたいな串の本もあれば、ピーマン・玉ねぎ・鶏肉みたいな本もある。
チュートリアルのM1の決勝のネタみたいなことです。
山口さんもある程度のベースがあって刺す串を変えているんだと思います。
もちろん前提として冷蔵庫の食材が美味しくないととダメです。
僕が所属している西川先生も同じで多くの食材を持っているんだと思います。
そういう冷蔵庫のある人になれるように意識していこうと思います。
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