クジラアタマの王様
伊坂 幸太郎
2019-07-09


やっぱり伊坂幸太郎作品が出ていると買ってしまいます。

シンプルにファンです。

今回の内容はお菓子メーカーの社員、議員、アイドル、係長が中心の物語。


夢の中の冒険の結果と現実世界の結果が微妙にリンクしながら進んでいく。


主人公はいつも通り少しだけ勇気がある普通の人。

小さいけれど、どこかでつながった事件に巻き込まれていく。

火事、自然災害、インフルエンザ…

やっぱり読み始めると最後まで止まらない、いや、止められない作品でした。


伊坂作品でどれが面白いとか?どれが好き?とか過去の作のほうがいい?とか言われることがありますが全部がいいし、全部が好きです。

でも少し自分なりに何が好きなのか分析してみました。

1)文体のリズムが身体にあう。

2)少しだけ勇気がある主人公に感情移入しやすい

3)謎が多い仲間にワクワクする

4)裏表のないストレートな人がいて楽しい

5)現実にはありえなさそうなのにありえそうに感じてくる

6)伏線回収が鮮やか

7)タイトルの謎が明かされた時におおってなる。

8)エピローグにひきこまれる。


とりあえず思いつく限りをあげてみました。


これからも伊坂作品は読み続けるます!!