内田樹さんの著作『下流志向』
学ばない子どもたち、働かない若者たちに対する考察、意見。
学ばない子どもの1番の原因。
子どもが教育をサービスだと思い、自分が苦役を与える代わりに何もを得れるのか。
すなわち「なぜ勉強しないといけないのか」と堂々と聞けるようになった。
子どもが幼少期から消費主体として自己を確立してしまっている。
何かを得れない、何をするか分からないものに対して私たちは対価を払えない。
という考えが当たり前になったことだと書かれている。
働かない理由も同様で労働すると同じ価値を支払ってもらわないと納得できない。
100円で買ったものには100円の価値がないと納得できない。
しかし企業は利益を出さなくてはならないので労働に対して不満がある金額しか払わない。
少ししか働いてなく見える大金持ちに比べて自分は不当に労働しているから働かないという思考を確立している。
以上が学ばない子どもと働かない若者のざっくりとした理由です。
内田さんは教育や労働は等価交換でないところにこそ価値があると述べられます。
僕がすごい分かりやすかった例がスターウォーズです。
師匠オビワンに弟子入りしたアナキン。
アナキンは努力したぶんだけ、オビワンの技術を吸収しオビワンを技量的には超えます。
そこでアナキンは違う師匠を求めて悪の道に染まっていきます。
しかし最終的に騎士道と師匠ヨーダへの尊敬を忘れなかったオビワンに敗れます。
学ぶということは師匠から受け継いだものを受け継いでいくということつないでいくということなのです。
勉強も労働も今この瞬間の対価ではなく未来に対する文化や様々なものを受け継いでいく作業なのです。
何をしているのか、意味があるのか分からないからやらない。
ということだけはないということを人間は忘れていってしまっている。
なるほど!
そんなふうな考え方もあるなぁ。
学ぶ意味を考えることが出来た一冊でした!!


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