最近10代が活躍するニュースを目にすることが多くなった。


先日、優勝した卓球の張本くん、将棋の藤井くん、フィギュアスケート紀平さん、ゴルフの畑岡菜紗さんなど

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10代でトップレベルで活躍する人が増えてきている。

先日、紹介した数学検定1級に合格した小学五年生。


この子たちは天才で僕たちとまったく違うのか??


僕はそうではない気がします。


ここから先は完全に僕の想像です。


事実と異なっていたらすいません。



(1)スマホやタブレットなどが圧倒的に身近な存在だった。


藤井くんは小さな頃からコンピューターで将棋の対局を行っていました。


オンラインでの対決も数多くされていたらしいです。


家にいながらかなりのレベルの対局を繰り返し行うことが出来た。


AIならではの打ち方も自然と学ぶことができたので圧倒的な速度で成長できた!


次にスポーツに関しては自分の動画をその場で見ることが出来るようになった。


ビデオ撮影して後で見るではなくタブレットで撮影してその場で見る。


そして角度などをタブレット内に書き込み比較・分析することができる。


下の画像はゴルフのアプリなんですが誰でも簡単に使用できます。


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自分の体の使い方をすぐに見ることができる。

自分を外から冷静に見る経験が日常的にある。


これは本当にここ10年以内で大きく進化したことだと思います。

スロー撮影の技術もびっくりするくらい進化しています。


ということは選手だけでなく指導者も的確なアドバイスがしやすくなります。


自分の動画を見ながらの指導なので理解しやすくイメージしやすい。


で、参考になる人の動画や技術との比較も簡単にできる。


自分をちゃんと見れるから成長するのが速くなるっていうのが若い世代の活躍の一因だと思っています。


(2)根性論への信仰心のなさ。


血を吐くまで練習する、水を飲まずに練習する、殴られても殴られても頑張る。

とにかく回数をやる!


といった根性論!!

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でも今の若い世代は上の図のようなことを知っているし自分から学んでいます。


なので過去のスポ根みたいな考えに対して科学的根拠がないことを知っている。



その結果、根拠のないことを受け入れません。


選手とコーチ、お互いが理解しあったうえでないと練習しません。


試合中にコーチと口論する場面も多くみられます。


張本くんや大阪なおみさんが口論している場面を見たことがあるかもしれません。


周りに人がいるとか関係なく勝つために必要で納得していなければ意見をぶつけあいます。


コーチも一方的に教えることに意味がないと理解しているからこそできることです。


お互いに信頼関係を築くことがいかに大切かを小さい頃から学んできている証拠です。


恐怖で従わせる指導が無意味だということを知っている。


こういった情報を小さい頃から身につけ根性論に興味がないことが活躍の理由だと考えています。


これは当たり前ですが学習面にも影響してきます。


生徒は黙った座って授業を受けるべきだとか・・・

今まではこうやって教えてきたとか・・・

昔と比べて今の子は・・・


そういうことを言ってる限り信頼関係は生まれません。


アップデートしましょう!!


若い世代はどんどんアップデートしていってます!!