今日はスナックだるまの第2弾です。

今日は話の内容というより肌で感じた乙武さんの魅力についてのみ書いてみたいと思います。

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(1)気配りがすごい。

少ないからなのか分かりませんがとにかく全員と目をあわせて話をされていました。


僕も10回もいってないがかなり目があいました。


僕のこと好きなのかなって勘違いさせられました。


(2)話の引き出しがすごい

体験してきた数と人前で話してきた数だと思うんですがどの話でも次から次に話が出てくる。


どの話にも体験をもとにしているから分かりやすい。


そして人に伝えようとしながら話しているのが伝わる。


(3)乙武さんというイメージとの葛藤。


乙武さんは自分のことを聖人君子ではないと言っていました。


しかも、それはスキャンダルの報道の前から言い続けていたとも。


僕たちは障害を持つ人に対して真面目で頑張っていてほしいというイメージを作り上げている気がします。

24時間テレビに感動するのがまさにそれです。


障害者は煙草のポイ捨てをしないと思っていませんか?

僕は少し思っていました。

乙武さんはたまたま手足がなく生まれてきただけです。


怒るし、泣くし、笑うし欲望もあるんです。

でも僕たちはそういうことを忘れてこうあってほしいとイメージを押しつけます。


乙武さん自身も20代のころは必死に抵抗しようとしたらしいです。


金髪にしたり生放送でラブホテルに行くって言ってみたりしたらしいです。


でも世間はそういう乙武さんを望んでいなかった・・・


30代から「乙武さん」を受け入れられたと言っていました。


自分とは違う自分が世間に広まっていくのはいろんな感情だったと思います。


(4)いかにして女の人と接するか。

乙武さんは自分はモテていないと話されていました。

障害者なのにというバイアスがかかっているからそう見えるだけと言っていました。


乙武さんは障害者なのにとかではなくモテるなと思いました。


理由は自分のことを理解して強みを知っている。


乙武さんは生まれてからずっと人に頼りながら生きています。

つまり小さい頃から常に人のことを観察して助けてもらっているということです。


この人なら負担なく助けてくれる、嫌な感じがしないというように敏感に察することができます。


つまり相手がどうすれば喜ぶかも分かるということです。

それを意識してきて自分のものにしている時点でモテますよね。


(5)障害者であることを苦に思っていない。


これは五体不満足で出てくるんですが「不便だけど、不幸じゃない」


僕にはこれができない。

でもこれはできる。

これは助けて貰ったらできる。

これは助けることができる。

こういったことをしっかりと自己分析ができているように感じました。


人間はできないことだらけです。

でも、できないことを認めるのは案外苦手です。


でもそこをすっと認めてこれは出来ないから任すって出来る人は強いです。

そして格好いいです。


僕もようやく最近、出来ないことは出来ないと割り切れるようになりました。


(6)結論

乙武さんはめちゃくちゃ魅力的です。


またお会いして話しをしてみたいです。